ANAのマイルはコインに換える？特典航空券に換える？一番お得なのは？

ANAのマイルは、何も特典航空券に交換するだけが使い道ではありません。旅先でのホテルもマイルで用意したい時の方法として、マイルを”スカイコイン”に交換し、ANAのパッケージツアー（航空券とホテルのセット）購入するという手段があります。

しかしこれはあまりオススメできません。非効率だからです。

マイルをスカイコインに交換する際の”比率”は、自分のステイタスによって違います。

例えば、ANAゴールドカードやスーパーフライヤーズの人で1.6倍の交換比率（50,000マイル以上の交換）ですから、50,000マイル＝80,000コインです。これは、1マイル当たり、1.6円の価値しかありません。

あえて、“しか”と言います。

何故なら、特典航空券ならその2倍3倍、8倍近い価値があるからです。

2020年9月の運賃で見てみたいと思います。

羽田－沖縄　9月19日（土）

レギュラーシーズンにあたるので、片道9,000マイル必要です。

種類	価格	マイル単価
スーパーバリュー	18,110円（最安便）	1マイル≒2.01円
スーパーバリュー	37,910円（最高便）	1マイル≒4.21円

スーパーバリューの最安値でもスカイコインより高い価値があり、最高値だと1マイルあたり4円以上の価値が生まれます。

ANAの国内線特典航空券にマイルを交換すると、コインに変えるより2.5倍以上の価値が生み出すことが出来ます。

次に、国際線を見てみます。

東京―ハワイ　9月20日(日)レギュラーシーズン

種類	必要マイル	価格	マイル単価
エコノミークラス	40,000マイル	95,290円	2.38円
プレミアムエコノミー	58,000マイル	175,290円	3.02円
ビジネスクラス	65,000マイル	292,790円	4.50円
ファーストクラス	120,000マイル	872,790円	7.27円

一番安いチケットなのでこの程度ですが、ファーストクラスの最高値は、同日で1,523,790円です。

1マイルあたり、12.7円になります。

このように、マイルを使って旅行するということは、よりグレードの高いクラスの飛行機に乗れば乗るほどオトクになるということで、コインに換えてホテル代にあてるな〜んて使い方は、とてももったいないことが分かります。

しのごの考えずに、マイルは特典航空券に換えろっつーことですね（笑）